新しいスタンダードをつくる。
その変化の過程で、苦労もありますが
大きなやりがいも感じています。
「ものづくり市場」がスムーズに 機能するための役割。
私は現在「ものづくり市場」のディレクターとして運営全般に関わっています。仕事は大きく、お客さま対応とシステム管理とに分けられます。
お客さま対応とは、「ものづくり市場」にお客さまから製作依頼が入った後、営業、営業事務とともに発注書と図面を審査、検図します。そこで不明点があった場合は、生産管理に回す前にお客さまに確認し、発注を整理します。お客さまとメール交換はもちろん、必要な場合は直接電話でやりとりすることもあります。また生産工程に回った後も、納期や価格について、生産管理と連携しながら折衝にあたります。
ものづくりの現場を変えていく、手応えを感じながら。
システム管理面における大きなテーマは、各種機能の改善、改良です。私は社長とともに「ものづくり市場」の初期から設計に加わりシステムを構築してきました。「ものづくり市場」はお客さまが、発注シートに記入し図面を送っていただければワンストップで製品が仕上がります。従来と比べて、飛躍的に効率は高まっています。お客さまは進捗過程なども随時確認でき、煩雑な手間や折衝が軽減化されています。ものづくりの現場を変えていくプラットフォームとして私自身も非常に可能性を感じていますし、期待しています。
「ものづくり市場」を日々改善、進化させていく。
一方で「ものづくり市場」はまだ本格稼働から間もありません。今後お客さまを増やしていくため、発注しやすく、メールや電話での再確認などが必要ないインターフェイスに改善していく必要があります。またお客さまやパートナー会社のデータベースをつくり受発注のさらなる効率化も図らなければなりません。同時に営業と連携して、「ものづくり市場」をもっと業界にアピールしていく努力も求められます。
パートナーに対しても受注から納品にいたる過程での情報共有、確認、スピード感のある対応など改善課題はあります。現在は生産管理と連携して、伝達ロスのないよう体制を維持していますが、今後は自動化、合理化を図っていく上でIoTなどを活用していくことも検討したいと思っています。
世の中に新しい仕組みを定着させていく面白さ。
学生時代に哲学を学んでいた私にとって、ものづくりは未知の領域でした。友人を介して5年前に玉山工業に入社し、3年前の「ものづくり市場」の構想時よりセブンシーへ転籍しました。この5年間は私にとってはある意味で激動の時期でした。まるで畑違いの業界に飛び込んで、さらにそこから業界を変えていくような仕組みづくりに携わっているのですから。
しかし最近はそれもまた面白いと思えるようになりました。「ものづくり市場」はまだ走り始めたばかりです。新しい仕組みを定着させていく苦労はありますが、自分たちの夢を自由に描いていくやりがいもあります。私たちは、大きな目標に向かっていますので、仲間として迎え入れるのは探究心やチャレンジ精神の旺盛な人がいいと思っています。面白そうだな、と思ってもらえたら、ぜひ会社を訪ねてください。