Special Talk Session 04
「セブンシーの伝承者を求む」
さて、最後のテーマになります。セブンシーでは新たな人材を募集されるとのことですが、まずどのような職種があるのか教えていただけますか?
大きく4つに分かれます。まず営業ですね。クライアントとの交渉を担っていただきます。次に営業事務です。営業事務は、営業と生産管理をつなぐ司令塔になります。生産管理は、営業から得た情報を選定した外注先に伝える役目になります。最後に出荷担当になります。
役割によって4つのお仕事に分類されるということですね。それぞれの仕事の特性や適性など補足していただけますか?
はい。まず営業事務ですが、これは一般事務のようなルーティン系の業務ではありません。「ものづくり市場」はまだまだ発展途上で、今後さらに進化していきます。使い勝手を良くするなどユーザビリティを向上させることや、キャンペーン等のプロモーションも検討してまいります。営業事務は、そうしたサイトの企画運営の中核となり、営業や生産管理と連携して、サイトを成長させていく存在です。「ディレクター兼プランナー」になりますでしょうか。実務上は、営業支援、外注支援をしつつ、システムエンジニアとして、あるいはプランナーとして、さらには渉外的なディレクション業務と横断的に行う、極めて重要なポジションになります。
「生産管理」とは、どんなお仕事なんですか?
生産管理は、別名「プロダクト・マネージャー」とも称しています。この仕事は外注先の目利きをするという部分で、ものづくりの知見、技能を有する人材に適性があります。もちろん外注先の職人さんたちとのコミュニケーション、阿吽の呼吸も求められますから人間性も重要なポイントです。外注先にも季節や月内の需要に応じて繁閑がありますのでそのあたりの事情もつぶさに把握しておく必要があります。お客さまからのオーダー内容に最も適する外注先はどこか、今すぐに受けていただける状況にあるか、発注起点として適切な判断力が求めれます。
営業や梱包のお仕事はどうなんでしょう?
営業は、ウェブベースの発注でありながら何故にと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、ウェブベースだからこそ、欠損する部分が多々あり、それを補完するためには必要不可欠なのです。ご依頼先に訪問をしたり、時に外注先にもご挨拶に参上する、そういう信頼の絆を築くのが営業の役割です。人間力が試されるという意味で「リアル・セールスマン」と読んでいます。
最後は「パッケージング担当」です。いわゆる梱包・納品作業ですが、最終ラインであることから全体を俯瞰しやすい立場にあります。どういう製品を取り使っているのか、トレンドはどうなのか、納品物の仕様によってどういう取り扱いに留意しなければいけないのか、そうした情報が集約された業務になります。よって、当社ではファーストジョブとして位置付け、入社された新人はまずここから研修をスタートさせるようにしています。
仕事の流れをご説明いただいたことで、
セブンシーの業態をよく理解できました。
本日は株式会社セブンシーならびに
株式会社玉山工業の代表取締役社長 玉山久高さんにお話を伺いました。
ありがとうございました。